ネイルスクール>間違いのないネイルスクール選び
折角、大切なお金と時間を投資するのだから、ネイルスクール選びは失敗したくない。
ネイルスクールを卒業したのに就職できないということは、よくある話しです。
さあ、どうやってネイルスクールを選んだらいいのか考えてみましょう。
なんとなくネイルが好きだからといって、安易にネイルスクールを選ぶと失敗のもと。
趣味や習い事と割り切って選ぶなら、授業料が安い・おしゃれなインテリアで学べるなど気に入ったところを選ぶのもいいかもしれません。
仕事にすることを前提に選ぶなら、十分検討する必要があります。
ですが、「仕事にするということ」を、単に「ネイルサロンに勤める」と考えるのも失敗のもと。アルバイト程度なら、何も高いお金をかけて学ぶほどのことではありません。
仕事にするということは、ネイルサロンを運営する企業に就職すると考える方が賢明です。
すなわち、仕事にするということは、会社に就職するということです。
ということは、就職したい会社を決めてから、就職活動のことを考えてスクールを選ぶことが大切です。
なぜなら、会社によって大きく求める人材の応募資格が違うからです。その会社が求める人材像と違うことを学んでも、その会社には入れない場合が多くあります。
事前にその会社の求人要項を確認し、それに見合う教育訓練が受けることができるネイルスクールを選びましょう。
就職したい会社を決めておけば、簡単にネイルスクールを選ぶことができるでしょう。
就職したい会社を選ぶことは、どのネイルサロンで働くかを選ぶことではありません。どの会社で働くのかを選ぶことです。
一見、ネイルサロンで働くことに大きな差はないように見えるかもしれません。しかし、それを運営している会社には大きな差があるからです。
同じような仕事をしているように見えても、その待遇、教育制度、福利厚生などのレベルが大きく違います。どの会社に入るかは、あなた自身の将来に大きく影響を与えます。
入ったらすぐに、辞めようと思ってしまうような会社に入っても、何のために高いお金を払って学んだのかわりません。一般的に考えて、良い会社に就職できる方がいいに決まってます。
では、良い会社の見分け方のチェックポイントをみていきましょう。
- 会社法人であるか?
- 雇用形態が、正社員か、アルバイトか?
- 社会保険が全部完備されているか?(厚生年金・健康保険・雇用保険・労災保険・介護保険)
- 給与はどうか?
- ボーナスはあるか?
- 休日は明確か?
- 有給休暇はあるか?
- その他休暇もあるか?
- 交通費は全額支給か?
- 福利厚生はしっかりしているか?(出産休暇・育児休暇・財形貯蓄制度・優秀社員表彰・海外研修制度・契約保養所・契約スポーツクラブ・慶弔金支給・資格取得支援制度)
- 入社前研修はあるか?
- 入社後の研修制度がしっかりしているか?
- 独立支援制度はあるか?
- 店舗展開があり成長しているか?
- 安定した会社規模があるか?
今みなさんは、ネイルに興味を持ち、これからネイリストになろうという立場にたっています。この視点で、探すと失敗のもとになります。
良い会社は、一般消費者、ネイルサロンのお客様にとって良い会社が多いので、一般のお客様の立場で、まずネイルサロンを探してみましょう。
良い感じのネイルサロンが見つかったら、そのサロンの印象を見るだけでなく、運営する会社の内容を確認しましょう。
ホームページには、必ず会社概要が載っていますので、すぐに見つけることができます。会社が見つかったら、会社概要や求人の募集要項で、上記の「良い会社の見分け方のチェックポイント」を使いチェックしていきましょう。
こうして入りたい会社を決めていきます。
しかし、これだけではインターネット上の情報だけなので失敗の可能性は残ります。
最後に、入りたい会社を決めたら、その会社が運営するネイルサロンを実際にお客様として訪問しましょう。
- どのような人が働いているのか?
- どのような様子で働いているのか?
- ネイルサロンの雰囲気はどうか?
- お客様はどのような層なのか?
実際に自分の目で確かめてみましょう。入ってから雰囲気が違うといっても後の祭りです。
これで入りたい会社が決まりました。決して手間を惜しんではいけません。
あとは、その会社に入るための教育訓練を提供してくれるネイルスクールを選べば、間違いのないスクール選びができます。
みなさんのネイルスクール選びが成功することをお祈りしています。